ホーム・アンド・ジャーニー

ふるさとの珠洲(すず)と、そこから出てそこへと帰る旅にまつわるあれこれ。

珠洲から東京に行くには……(今日、東京に行きます)

 
 また放置していたブログですが、旅のブログなので、今日更新します。
 今日から2日間、東京に行くのです。
 父と二人で。親子二人旅。
 特に目的もなく、ただなんとなく東京に。
 行きたいところはこんな感じ。

  • アクアラインで木更津に
  • そこでしか手に入らないCDを求めて、吉祥寺のレコード屋に
  • 荻窪のライブハウス
  • 神保町を散策
  • 東京都近代美術館で熊谷守一

 アクアラインって、東京にいたころには乗ったことがないのでちょっと楽しみ(そんな発想すらなかった)。
 荻窪や神保町も父の希望です。
 
 しかし東京が近くなりました。能登空港ができたからです。
 羽田までたったの1時間というのは、もう革命。
 空港も新幹線もなかったころというのは、移動に1日かかっていたものでした。
 そこでこんなことを思い出しました。
 ある地点を基準に、そこまでどれだけ時間がかかるかを空間的に表した「時間地図」というものがあります。
 単純に地形を描いた普通の地図ではなく、かかる時間を地図にしたもの。
 現物を見ればイメージがつかめると思います。これは東京を中心とした時間地図(Code for Japanより引用)。
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 文字が潰れてわかりづらいと思いますが、この不自然に突出したところが、ぼくの住んでいる珠洲です。
 もちろんこれは空港も新幹線もなかった時代のもの。当時は珠洲まで鉄道が通っていたので、多分鉄道を使っての時間だと思います。
 右上の赤いところが北海道、緑のところが九州。同心円を参考にすると、ほぼ同じ時間距離だとわかります。
 うーん。
 これが今や1時間で東京まで行けるのだから、革命といいたくなります(空港まで1時間かかるけど)。
 もはや飛行機の味を覚えた今、元には戻れないのが現状です。
 東京に住んでいたころ、高速バスで金沢まで8時間、そこから2時間半かけて帰省していたのがつい最近のことのように思えるのですが…。
 
 というわけで、もうすぐ出発時間。
 父と一緒だし、1泊2日なので東京在住のだれとも会えそうにないのが残念ですが、久々の東京を満喫したいと思います。