ホーム・アンド・ジャーニー

ふるさとの珠洲(すず)と、そこから出てそこへと帰る旅にまつわるあれこれ。

珠洲

若くて若いひとたちへ

今年の8月の終わり。 ぼくの母校の高校で行われている特別授業「ゆめかな」という、いわゆる総合学習?というやつでしょうか、縁あってその企画に呼ばれて、後輩の現役高校生たちにお話をしてきました。 企画としては、珠洲に住むUターン、Iターンの若者にお…

蚤の市に参加してきました

珠州市内の木ノ浦という景勝地にある広場で、蚤の市が開かれるということで、ぼくもSMALL CAPITALとして出店してきました。個人的な古本と、自分の本を売りに。リアル本屋SMALL CAPITAL会場の風景 1会場の風景 2カフェ「cove」 珠洲にこんな面白い人が! こ…

わたしの平成の3冊 1位:『海辺のカフカ』(村上春樹)

令和になりました。新元号も、当ブログをよろしくお願いします。 平成を自分が読んだ本で振り返るコーナー「わたしの平成の3冊」第1位です。 3位、2位は前の記事にあります。 nouvellemer.hatenablog.comnouvellemer.hatenablog.com 1位:村上春樹『海辺のカ…

東京旅行レポート ① 出発〜建築倉庫〜活版印刷体験

2/23〜2/25に、東京へと旅したときの記録です。 あとでレポート書くといいながら、1ヶ月ほどほったらかしでした。珠洲を見下ろして 雲がいい感じ 2月23日、土曜日。 予定どおりの行動をこなすような、適当に行き当たりばったりなような、気ままな旅でした。 …

「静寂と狂気」印刷開始

ぼくが本を作っているSMALL CAPITALから去年発行を開始した小冊子「静寂と狂気」の第2号のデザインを完了し、今日からぼちぼちと印刷をしています。 表紙は、こないだ試し刷りしたのとは変えて、冬号らしく白のデザインにしました。 白い汚い紙のようですが…

「静寂と狂気」第2号制作中

去年夏に新たに発行した小冊子「静寂と狂気」ですが、その第2号を作っています。 これは、写真と言葉を収めた8cm×12cm、16Pの小さな本です。 プリンタでガシガシ印刷して、自分で裁断して製本して、といううち本来のスタイルで作ります。「かく」も創刊当初…

「かく」第9号販売・閲覧場所追加

ぼくの本づくり活動のメインの冊子「かく」、第9号は、珠洲を中心に能登地方で販売中です。 その他にも、全国の方も手に入れられるように、ネットショップも開設中です。 smallcapital.thebase.in それで珠洲なんですが、販売箇所を追加させていただきました…

新年明けましておめでとうございます 2019

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。 今年も当ブログ「ホーム・アンド・ジャーニー」をよろしくお願いいたします。 昨年は、ぼくが本づくり活動をしているSMALL CAPITALから、「静寂と狂気」という冊子と、「かく」第9号を出すことができまし…

「かく」第9号販売場所追加

今日、七尾の方に行ってきて、「かく」を新たなところに置かせてもらいました。 cafe gene(七尾市相生町67) cafe 遊帆(七尾市中島町外イ14) の2ヶ所です。 geneは、珠洲で一箱古本市をやったときに出会った方のやっているカフェで、おしゃれで都会的だけ…

「かく」第9号ネット購入者第1号!

今回からネット販売を始めた「かく」ですが、それをSNSなどで身内に少しだけ告知していました。 従来どおりの珠洲での店頭売りはもちろんしていて、それはまだ売れたかどうかすら把握していないのですが、とりあえずネットでの購入者が出ました!(手売りで…

かく第9号POP製作しました

ぼくが作っている冊子「かく」をこれから販売するにあたって、ちょっとしたPOP的なものがないとな、と思い作りました。 あらすじを軽く書いてみて。 また、コーヒー片手に軽く読めるようなかたちで、本棚にでも置いていただければ、そうしたいと思います。 3…

かく第9号、完成(ネットショップ開設!)

印刷を頼んでいた「かく」の第9号ですが、先日やっと届きました! 「かく」は、ぼくが作っている〈詩と小説の小冊子〉です。一人同人の文芸誌です。これが9冊目。 この度、不定期刊としてリニューアルしました。題字を含めてデザインを新たに! サイズもB6版…

裏は、幸せ。

街角に立ち止まり 風を見送った時 季節がわかったよ ——荒井由実「生まれた街で」 酒井順子『裏が、幸せ。』(小学館文庫) 珠洲の本屋(いろは書店ではない)で、表紙を前面に出すかたちで堂々と陳列されていたので目についた本。 タイトルからも表紙からも…

日記 2018/04/25

本棚自慢をします。 だいたいこれくらい本があるけど、これだけ集まるきっかけは、たった一冊の本だった。 村上春樹『海辺のカフカ』。 ちょうどそのころ、高校生だったぼくは、それ自体が嫌になってサッカー部(!?)をやめて、暇になっていた。 放課後デ…

中山達磨陶展@奈良「夢雲」レポート

11/25〜26と、1泊2日で奈良のギャラリー夢雲へ、中山達磨陶展を見に行ってきました。 珠洲から車で5時間半ほど。楽しい車の旅。 情報は前回の投稿を参照ください。 nouvellemer.hatenablog.com 簡単にいうと、昔から知っている珠洲焼の作家中山さんの個展を…

中山達磨陶展のために、奈良へ

明日から1泊2日で、奈良まで行ってきます。 目的は、うちの近所で陶芸をやっている中山達磨(たつま)さんの個展。 場所は奈良の室生寺の近くのギャラリー「夢雲(むうん)」というところ。 夢雲のブログを参照ください。 www.39moon.com 中山さんとは子供の…

俺の奥能登芸術祭2017 ②「Space工場ライブレポート」

今日は「Space工場ライブレポート」ということで、どんな感じでライブが行われているのか、雰囲気だけでもお伝えしようと思います。 Space工場は、昔祖先(?)が機織り工場をやっていた建物をプチ・ライブハウスとして使っているものです。年に数回のライブ…

俺の奥能登芸術祭2017 ①「プチ・ライブハウス Space工場」

まず「俺の」の巻頭を飾るべき、珠洲のイカすイベントといえば、やはり「Space工場」になるでしょう。 奥能登が誇るアマチュアミュージシャンたちが中心となって、ライブを開催する、その発表の場となっています。 HPもあるので、覗いてみてください。 www.s…

俺の奥能登芸術祭 2017 宣言文

どいつもこいつも、芸術祭をすればいいと思っている。チイキカッセイカだ。 芸術だ。アートだ。田舎だ。人だ。自然だ。空気だ。つながりだ。文化だ。風俗だ……、なんだ、なんだ。 それで具体的にどうなるのかは知らないが、全国を席巻する芸術祭とやら(全国…

東北からのアイム・ホーム

(カッパのは話の続きはちゃんと書いています。まとまったら、また後日こちらに載せます。家に帰ったのにそのままカッパの話を続けるのもあれだったので、帰宅してのことを簡単に。) 家に帰るまでが遠足だとよくいう。 以前、旅の準備が好きだ、あれこれと…

珠洲の一箱古本市でした

今日は、以前からいっていたように、珠洲の一箱古本市に参加してきました。 このイベントについて少しだけ説明します。 本家の一箱古本市は、不忍ブックストリートさんというところが企画しているイベントで、そこはその名のとおり、不忍通りの通る谷根千(…

ごあいさつ

こんにちは。 この度、このブログを開設しました、こえといいます。 このブログでは、ぼくの住んでいる珠洲(すず)という土地と、そこを拠点に出発する旅のことを主に書いていきたいと思います。 珠洲は、能登半島のいちばん先っちょに位置する、人口一万数…