ホーム・アンド・ジャーニー

ふるさとの珠洲(すず)と、そこから出てそこへと帰る旅にまつわるあれこれ。

中山達磨陶展のために、奈良へ

 
f:id:nouvellemer:20171124205737j:plain

 明日から1泊2日で、奈良まで行ってきます。
 目的は、うちの近所で陶芸をやっている中山達磨(たつま)さんの個展。
 場所は奈良の室生寺の近くのギャラリー「夢雲(むうん)」というところ。
 夢雲のブログを参照ください。
www.39moon.com
 中山さんとは子供のころから付き合いがあって、すぐ近くなのでよく工房で遊んでいました。
 中山さんは珠洲市室町時代からあった「珠洲焼」という陶芸を復興したメンバーの一人です。それは30年ほど前の話。
 珠洲焼の特徴は、その独特の質感。元が粘土だったということが伝わってくる、人間くささ。
 釉薬は基本的に塗らないのですが、焼成時に灰が被って「自然釉」としてガラス質のものが表面に付くことがあって、それも特徴の一つ。
 中山さんの作るものは特にその特徴が顕著だと思います。写真はうちにある中山さん作の陶芸です。
 夢雲では2年に1回のペースで個展をしていて、ぼくが行くのはこれが2回目。
 人里離れた静かなところで、オーナーの山脇さん独自の視点で展示が企画されています。土の匂いがする、独特の空気が記憶に残っています。
 
f:id:nouvellemer:20171124205750j:plain:w250 f:id:nouvellemer:20171124205745j:plain:w250

 ということで、明日を楽しみに、早めに寝ます。
 またこちらでそのレポート書こうと思います。