ホーム・アンド・ジャーニー

ふるさとの珠洲(すず)と、そこから出てそこへと帰る旅にまつわるあれこれ。

ごあいさつ

 

 こんにちは。

 この度、このブログを開設しました、こえといいます。

 このブログでは、ぼくの住んでいる珠洲(すず)という土地と、そこを拠点に出発する旅のことを主に書いていきたいと思います。

 珠洲は、能登半島のいちばん先っちょに位置する、人口一万数千の市です。本州で一番人口の少ない市といわれています。

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 図示するとこんな感じ。

 もしかしたら、日本に住んでいる人で珠洲という市があることを知らない人の方が、知っている人よりも多いかもしれません。「能登」とか「珠洲」とか、日本語か? と思えるような名前ですね。

 ぼくはここで生まれ育ちました。なにもないところで、田んぼと家々があるだけののどかな場所です。高校は市内唯一の普通科の高校(今では高校自体が珠洲に一つきり)で、大学進学と同時に家を出ました。珠洲の若者の王道スタイルです。

 この珠洲でのこと、この珠洲で感じたこと、見たこと、聞いたことなんかを書くのが、このブログで書くこと・その1です。

 

 このブログで書くこと・その2は、ぼく自身の活動について。

 ぼくは、ある時期に詩を書き始めました。そして、友達と一緒に同人誌のようなものを作り始めたのです。その同人の名前が、当時「双芸舎」といって、今は「スモール・キャピタル」として、今はぼく一人で運営しています。HPがありますので、見てみてください。

www.small-capital.com

 ここでは、ぼくが書いた詩、小説、エッセイ、そして旅行記を本にして配布・販売しているのです。詳しくは追い追いここに書きますね。

 その周知活動として、このブログでもやっていきたいと思います。

 

 そして、これがメインテーマなのですが、このブログで書くこと・その3は「旅」について。

 ぼくは大学で建築系の学科を出ています。学生時代、具体的にどういうタイミングだかは忘れましたが、「建築の勉強とは、旅をすることと本を読むことだ」と教わりました。

 なんていい分野なんだ!

 旅をしたり本を読んだりすることが勉強だなんて、最高じゃないか。ぼくは学生時代にちょこちょこ旅に出、本を読みました。いつの間にかその二つにハマっていたのです。今でもその二つがぼくにとっての全てといっても間違いではありません。

 なのでこのブログでは、旅先でのこと、旅そのものにまつわる情報なんか、そして、それをまとめた旅行記を書いていこうと思います。

 現に、スモール・キャピタルから2冊(+1)の旅行記が出ています。2冊ともインド旅行記です。このブログで過去の旅のことが話題になる場合、多くはインド関係になると思います。2つともスモール・キャピタルHPから電子書籍版がダウンロードできるので、気軽に読んでみてください。

 

 というわけで、ブログのタイトルをホーム・アンド・ジャーニーとしました。

 ホームである珠洲も、それ以外をうつろう旅も、ぼくにとって大切なものです。

 旅と珠洲を住処とす。

 横のぼくのプロフィールの写真をクリックすると、このブログについて書いた詩(?)みたいなものがあります。一応、ここにも書いときます。

 

遠くへ行く。
ずっと遠くへ。

見たことのないものを見る。
知らなかったものと出会う。

人はそんな風に、旅をしながら大きくなる。

でも、旅はそれだけじゃない。

積んであった本を読んだり、
ガールフレンドとデートしたり、
喫茶店の窓際の席で外を眺めたり、
ギターを練習したり、
……
夜、夢を見ることだって、それは旅だ。

始まりはこの場所、珠洲
能登半島のいちばん先っちょから、
いろんなところに出かけよう。
不便な方が、いい旅になる。
たぶん、きっと。

旅の過程、旅の準備、旅のおわり。
旅にまつわるあれこれを書いてゆこう。 

 

 そんな感じでやっていこうと思います。

 最後まで読んでくださってありがとうございました。